
HITA酸性・中性ストレートに必要な基礎知識、薬剤選定、毛髪のチェックポイント、アイロンワークなどのポイントをまとめました。
基礎知識編
pHとは?
pHとは、水素イオン濃度を数値化したもの。その数値により、酸性、中性、アルカリ性に分かれます。pHが低くなると酸性に、高くなるとアルカリ性に近づきます。

毛髪ケミカル|パーマ剤におけるpHと毛髪の状態

酸性領域とは
酸性領域とは、化学的にpH7以下を指します。
等電点から見ると、pH5.5以上でも毛髪の等電点の関係から毛髪は膨潤します。pH5.5以下は、膨潤や軟化しないため、基本的に還元のみおこなえる領域となります。
酸性ストレート 分類
酸性ストレート 分類
酸性ストレートの市場傾向を見ると、下の表のように3つに分類することができる。
| 薬剤選択 | パワー | アイロン操作 | |
| 用時調製 (エステル系) |
自分で設定しなければいけない・調製の計算が難しい | 還元剤濃度を上げればしっかりクセを伸ばせる | 水抜きアイロンが必要なので難しく、時間もかかる |
| 非用時調製A | ハイダメージ毛に対してシンプルに薬剤選択できる | 用時調製系に比べると弱く・強くすることができない | 水抜きアイロンが必要なので難しく、時間もかかる |
| 非用時調製B (HITA) |
健康毛~ハイダメージ毛までシンプルに薬剤選定できる | 薬剤を混ぜることでしっかりクセを伸ばせる | アルカリストレートと同じ感覚でアイロンできる |
非用時調製Aと非用時調製Bの比較
非用時調製Aと非用時調製Bの比較イメージ(青く染まっている部分が、還元されている)
非用時調製A|プライアスウィークの4種mix
※pH6.5の中性領域で使用した場合

非用時調製B|APストレート中性コスメ1

非用時調製BのHITAは中性~酸性でも毛髪を還元。還元力の調整が不要なのでよりシンプルに薬剤の選定ができるようになりました。
技術編
薬剤選定の目安
中性、酸性1液の薬剤選定の目安は、放置時間20~30分のイメージです。

既ストレート部の対応|詳細バージョン
| リバウンド あり |
ダメージ レベル 0~2 |
ダメージ レベル3 |
ダメージ レベル4 |
ダメージ レベル5 |
ポーラス |
|---|---|---|---|---|---|
| 硬毛 | - | 5:1 中性:リブーター |
3:1 中性:リブーター |
酸性:リブーター | リブーター セラムX |
| 普通毛 | - | 3:1 中性:リブーター |
2:1 中性:リブーター |
酸性:リブーター | リブーター セラムX |
| 軟毛 | - | 2:1 中性:リブーター |
酸性:リブーター | 酸性:リブーター | リブーター セラムX |
※クセ戻りが弱い場合は、軟毛を参考に薬液を選定して下さい。
| リバウンド あり |
ダメージ レベル 0~2 |
ダメージ レベル3 |
ダメージ レベル4 |
ダメージレベル5&ポーラス |
|---|---|---|---|---|
| 硬毛 | - | 1:2 酸性:リブーター |
1:3 酸性:リブーター |
リブーター セラムX |
| 普通毛 | - | 1:3 酸性:リブーター |
1:5 酸性:リブーター |
リブーター セラムX |
| 軟毛 | - | 1:5 酸性:リブーター |
1:10 酸性:リブーター |
リブーター セラムX |
作用(還元)力の目安
| 項目 | 作用力(還元力) |
| バージン毛 ストレート新生部 |
8~10 |
| カラー毛 ストレート新生部 |
6~7 |
| 既ストレート部 (リバウンド) |
4~5 |
| 既ストレート部 (毛羽立ち) |
1~3 |
薬剤スペック詳細バージョン
※自分で決めたい方向け資料になります。
新生部対応/コスメ同士MIX
作用力固定で、pHで調整。

既スト部対応/コスメ×リブータセラムX
作用力を下げることで、余計なダメージを軽減

※ダメージレベル5~の場合は、前処理でリブーターセラムXを事前に塗布する。パサつきなどあり、質感を求める場合は、APトリートメントMORE1&5を追加で使用する。

毛髪チェックポイント
毛髪の特徴を踏まえ、薬剤選定や塗布手順を考えよう!
毛髪チェックポイント

物理的なダメージが激しく、ミドルセクションに比べて強度が弱くなっている。
➀同様に物理的なダメージが激しい。また髪質が細く精細な施術が必要。
基本的には、強度が高く、体温も低いため作用しにくい。またクセが強い場合が多く、個別に薬剤の選定を考える必要あり。
※ネープの1パネル分はダメージしやすいため、バック塗布の最後に塗布するのがオススメ。
毛髪の特徴を踏まえた薬剤選定
➀②の薬剤選定は、選定表のダメージレベル1つ上(右側)の設定で選定するイメージでちょうど良い。③は1つ下(左側)で設定しましょう。

ブロッキングと塗布手順例

従来のような4ブロックではなく、バックを3ブロックに分けることで、一番クセの強い後頭部から塗布できる。
酸性ストレートの作用(還元)チェック方法
酸性・中性ストレート、既ストレート部用・HITA製品の場合
既ストレート部用・酸性ストレート製品の場合、アルカリ剤の量が少ない(もしくはない)と考えられます。軟化しないため、曲げチェック等では確認が難しいため、ロッド使用によるカール形成でチェックする。


従来はコーミングで確認していたが、ヒタはロッドで確認するため簡単にチェックできます。
チェック目安

酸性ストレートの水分コントロール
なぜ水分のコントロールが必要?
酸性系薬剤は、アルカリに比べて、軟化(膨潤)しにくいため、毛髪内に水分が入りにくいという特徴がある。アイロンワークで毛髪を伸ばすためには適度な水分が必要になる。
HITA APストレート(酸性/中性)水分コントロールポイント
水分補充/アイロンスタンバイ機能搭載
※トレハロース/アルギニン/レブリン酸配合
ハーフドライ後、冷風にて仕上げる。(温度調整ドライヤーを所持してる場合は、60℃強風設定推奨)※アイロン時、白い蒸気が見えるくらいが最適
ドライの目安
リングコームと触診の両方で確認します。

コーミングしてからコームの跡がつかなく、髪を触ると冷たく感じる状態。
※根元はしっかり乾かしましょう!

①コームの跡がつく→ドライ不足(熱ダメージが大きい)
②冷たく感じない、静電気がある→ドライ過剰(ストレート力が不足)
酸性ストレートのアイロンワークポイント
※中性・酸性ストレートの場合、軟化をしていないため1液後のドライ時にクセが残っている場合があります!アイロンで伸ばせるので安心してください!!
POINT1|アイロンワークのポイント

POINT2|白い蒸気が出てるか?

白い蒸気が出ているか?出ていなければ、水分が足りない可能性を考える。

HITA紹介

中性コスメ

酸性

酸性新アイテム1液選定のコツ


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