
高いリフト力と高濃度染料を組み合わせ、ブリーチを使わずに明るさと深い色み、透明感のあるカラー表現を狙える「エドルDCカラー(Deep Clear Color)」。
一方で、リフト力・発色力が高いからこそ、
「根元だけ明るくなりすぎる」
「毛先に色が入りすぎる」
「オキシはどう使い分ける?」
「既存のエドルとどう組み合わせる?」
など、使い方に迷うこともあるのではないでしょうか。
この記事では、エドルDCカラーを使いこなすために押さえておきたい色選び・オキシ選定・塗布量・根元と毛先の薬剤コントロール・カラーサイクルについてまとめます。
エドルDCカラーを初めて使う方はもちろん、サロンワークでより幅広く活用したい美容師さんも参考にしてください。
エドルDCカラー(Deep Clear Color)とは?
エドルDCカラーは、高いリフト力と高濃度染料を併せ持つ処方設計により、シングルカラーで明るさを出しながら、深い色みと透明感のある仕上がりを狙えるカラーです。
既存のエドルと組み合わせることで、リフト力や彩度をコントロールできるのも特徴。
ブリーチを使用せず透明感のあるカラーを提案したい場合や、継続的なカラー施術でアンダーを整えていきたい場合など、サロンワークで幅広く活用できます。
まず押さえたい|エドルDCカラーの使い方3つのポイント
エドルDCカラーを使用するときは、特に次の3点を意識します。
① アンダーカラーを確認する
同じ薬剤を使用しても、現在の明るさや残留している色みによって仕上がりは変わります。
② 根元と毛先で薬剤をコントロールする
DCカラーはリフト力・発色力ともに高いため、根元から毛先まで同じ考え方で塗布するのではなく、髪の状態に合わせた調整がポイントです。
③ 必要なリフト力に合わせて既存色と使い分ける
毎回DCカラーを使用するのではなく、目的のアンダーレベルまで到達したら既存のエドルを使用するなど、カラーサイクルを考えて使い分けます。
エドルDCカラー|カラーラインナップ

各シェードの染料濃度

各色の染料濃度イメ ージです。 ミックスする際の参考にしましょう。アンダーカラーやダメージの状態、組み合わせる色によって結果は異なります。しっかり毛髪診断をしたうえで比率をイメ ー ジしましょう。
各色仕上がり目安とおすすめのシーン・活用法
各色の染料濃度には違いがあります。
ミックスする際は、アンダーカラー・毛髪のダメージ状態・組み合わせる色によって仕上がりが変わるため、毛髪診断を行ったうえで配合比率を考えることが大切です。
各色の仕上がり目安とおすすめの使い方
SBe|サンドベージュ

PeG|パールグレー

C|コバルト

MA|マゼンタ

※リフト力は各色共通でも、色調によって仕上がりの明るさは異なります。
※既存色とミックスすることで、リフト力や彩度をコントロールできます。
エドルDCカラーの塗布・薬剤コントロール
DCカラーはリフト力・発色力ともに高いため、根元から毛先まで均一に仕上げるための薬剤コントロールが重要です。
特に「根元が明るくなりすぎる」「毛先が沈み込む」といった場合は、根元と毛先を分けて考えます。
根元が明るくなりすぎる場合の3つの調整方法
根元は体温の影響を受けやすいため、リフト力の高いカラーでは明るくなりすぎたり、彩度が強く出たりする場合があります。
その場合は、次の3つを調整します。
① オキシコントロール
通常毛~軟毛など明るくなりやすい髪質では、根元のオキシを2%または4%に調整します。

オキシの使い分けについて詳しく知りたい方はこちら。
② 塗布量コントロール
硬毛でも、通常の塗布量では根元が明るくなりすぎる場合があります。
その場合は、根元の塗布量を少なめにして調整します。

③ ブラウンコントロール
彩度の高いCやMAは、体温や毛量などの影響によって根元が鮮やかに発色しすぎる場合があります。
その場合は、根元をブラウン系と組み合わせて彩度を調整することで、より自然な仕上がりを狙います。

毛先が暗く・濃くなりすぎる場合の3つの調整方法
高濃度のカラー剤は、アンダーカラーやダメージ状態によって毛先が暗くなったり、色が濃く入りすぎたりする場合があります。
毛先では次の3つを調整します。
① 吸い込み防止
ダメージなどによって毛先が沈み込みやすい場合は、吸い込みを防ぐための対応を行います。

② 濃度コントロール
毛先の明度が十分に上がっておらず、透明感が出にくい場合は、LT-EXと組み合わせて濃度を調整します。

③ ブラウンコントロール
新生部と既染部の明度差が大きい場合、毛先の彩度が強く出ることがあります。
その場合は、毛先をブラウン系と組み合わせて彩度を抑え、自然な仕上がりに調整します。
DCカラーは毎回使う?カラーサイクルで考える使い分け
DCカラーは、継続的に使用することで、ブリーチを使わずに透明感のあるカラーを目指すことができます。
ただし、毎回DCカラーを使用する必要があるわけではありません。
というように使い分けることで、毛髪への負担にも配慮しながら透明感カラーを継続して提案できます。
透明感のあるグレージュを目指す場合
DCカラーと既存色では、カラーサイクルの中で役割が異なります。

FAQ|エドルDCカラーの使い方について
Q. エドルDCカラーを使うと根元が明るくなりすぎる場合は?
A. 根元は体温の影響を受けやすいため、オキシ濃度・塗布量・ブラウン系との組み合わせなどで調整します。特に明るくなりやすい髪質では、根元のオキシを2%または4%に変更する方法があります。
Q. エドルDCカラーのオキシはどう選べばいいですか?
A. 求めるリフト力や毛髪の状態によって使い分けます。6%・4%・2%・AC1%それぞれの特徴や、カラー・ブリーチでの使い分けはこちらで詳しく解説しています。
Q. エドルの基本的な色選びや調色から知りたい場合は?
A. ブリーチなしカラーからハイトーンまで、なりたい仕上がりから探せる「エドル逆引きカラーレシピ集」にまとめています。色選びや配合を考える際の参考にしてください。
▶ 初めてのエドル(edol)|色選び・使い方・カラー調色の基本
Q. エドルDCカラーの実際のレシピを見たいです
A. サンドベージュ・パールグレー・コバルト・マゼンタなど、DCカラーを使ったレシピを掲載しています。さらにブリーチ無しのカラーレシピなど幅広い仕上がりを探したい場合は、エドル逆引きレシピ集もご活用ください。
Q. エドルの基本的な混合比は?
A. 使用する薬剤によって混合比が異なります。基本的な混合比やカラーラインナップについては、エドルの商品ページでご確認いただけます。
まとめ|エドルDCカラーを使いこなしてカラー提案の幅を広げよう
エドルDCカラーを使いこなすポイントは、単純に高いリフト力を活用するだけではありません。
アンダーカラーや毛髪の状態を見極め、オキシ・塗布量・染料濃度を調整しながら、根元と毛先に合わせた薬剤選定を行うことが大切です。
さらに、目的のアンダーレベルまで到達した後は既存のエドルへ切り替えるなど、カラーサイクルまで考えて使い分けることで、透明感のあるカラーを継続して提案しやすくなります。
DCカラー単体で考えるのではなく、既存のエドルやオキシと組み合わせながら、サロンワークでのカラー提案に活用してみてください。
エドル(edol)の商品・カラーラインナップを見る
エドルの全カラーラインナップや基本的な使い方、混合比などは商品ページでご確認いただけます。

なりたいカラーからレシピが分かる!エドル逆引きレシピ集
なりたいカラー別にレシピをまとめました。ホワイト、ミルクティー、バイオレット、マットなど各カラー系統を3種ずつご紹介。レシピはもちろん、注意するポイントなどもまとめています。エドルの活用にぜひ参考になさってください。
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